退職まであと192日。
用事で出かける彼女を駅まで送っていく途中の会話。
私(筆者)は 気にしい なようで、「あっ、そこは気にしないんだ」と思うポイントがあるよね、という話をした。
普段の私は生真面目な印象があるのか、ギャップを感じる瞬間があるということか。
話題に出たのは、
「公共の場でストレッチをし出すこと」とか、
「忙しい出勤前の朝に、わざわざ蒸篭で鶏肉を蒸していたこと」とか、
おかしな話ばかりなのだけど。
でもこの話を聞いて、自分の鈍感さやマイペースさ(客観的にみて重要でないことを第一優先している)を感じた。
そして、これは仕事や別の場面にもどこか通づるものがあるように思えた。
ところで私はMBTI診断の結果が「INFP(仲介者)」なのだが、INFPはクリエイティブな職種に向いているとよく聞く。
一体これはどこまで信じていいのか?
現に住宅メーカーの設計職を務める私だが、独創的・創造的なアイデアで良い建築を作ったり、画期的な問題解決をしたりしたようなことはこれまでに一度もない。
建築には法規制などさまざまな厳しいルールがあるが、クリエイティブというと「ルール内でも抜け道を探そう」とか考える人のことを言うのではないか。
私はそういうタイプでは無いと思う。
むしろ他の誰かが「これで行こう!」と言えば、「それで良いなら良いか、」とのっかるタイプかもしれない。
自分にとって大切なのはクリエイティブより、周囲との調和、平和と言う印象だ。
さまざまな立場の人がそれぞれ譲れない条件を持って議論をしているとして、自分には確固たる信念とか、曲げられない思想みたいなものはおそらく無いと思う。
もし思ったことがあっても、意見するよりも自分を押さえて話を進めることのほうが多いんじゃないか。
ということはもし私が本当にクリエイティブだとしても、会社のような組織で発揮できるようなクリエイティビティではないのかもしれない。
ではそのクリエイティビティを仕事ではなく暮らし・生活(=プライベート)に活かせたらどうか。
もちろん、暮らしのパートナーとの調和・平和も大事だから、それを壊すような選択はできないけど。
常識に縛られず、自分に本当にあった生き方・働き方を探せたらいいな。
こんな理想が高くぼやっとしたことを言っている自分は、いかにもINFPらしい。
続く