【体験記】半年後に退職するサラリーマンの自己分析日記[退職まであと199日]

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今日の日記 退職まであと199日

退職まであと199日。

今日は仕事が休みだった。

実家に住む母親と一緒に、都内に住む祖母の家に遊びに行った。

社会人になって1年ほどで実家を出てからは、時々両親や祖父母と会って話せる嬉しさを感じるようになったし、多少仕事の疲れが残っていても、遊びに行きたいと思えるようになった。

変な心配はかけたくないので仕事をやめるという話はしなかったが、せっかくの機会なので、今の自分の話、昔の自分の話、母の職場での話など、これまで改まって話したことのない話題を色々と振ってみた。

母は、私の姉と私を出産して私たちが幼稚園を卒園するくらいまでの一部期間を除いて、ずっと保育士として働いている。

私が職場の人間関係で嫌な思いをした話をすると、母は

「自分とあなたはよく似ている。私もずっと人間関係に悩んでいる。」

と話をしてくれた。

同じ境遇だ、やはり親と子だなと安心した反面、

このまま働き続けてもずっと人間関係に悩み続けるのか、と不安な気持ちになった。

次に昔の私はどんな子供だったか?と聞くと、

泣き虫、でも優等生タイプで学校の先生には褒められることが多く、友達に困ることもなく、勉強や運動もそつなくこなすタイプだった、と教えてくれた。

だからこそ大きな失敗体験が少なく、それが今のあなたを苦しめているのかもしれないと。

確かに、学校の試験の成績は良い方だったし、友達関係で大きく悩んだ経験もあまりない。

高校生になって部活がうまくいかずに辞めたいと悩んだり、自分なりにコミュニケーション能力の低さに困ったりすることはあったが、はたから見れば順調な人生を歩んできていたのかもしれない。

これまでは勉強も部活も途中で投げ出すことはなかったし、取り組み始めたことは「きっと自分のためになる」と、少し嫌でも最後までやり遂げてきた。

この歳になって初めて、「辞める」ことを選んだ。

だから私には、この選択がうまくいくのか、失敗するのか、わからない。

今思えばきっと、学校という場所、活動が、自分には向いていたのかなと思う。私は運が良かったのかもしれない。

ふと、学生時代の友人を思い出した。

勉強嫌いだった友人は、何を思いながら義務教育の9年間を過ごしていたのか。

部活を辞めていった友人は、何を得て、何を失ったのか。

そんな思い出話を、今度会った時にぜひ聞いてみようと思った。

続く