【体験記】半年後に退職するサラリーマンの自己分析日記 [退職まであと194日]

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退職まであと194日。

朝は、睡眠不足という感じでもなかったけれど、なぜかなかなか起きれず、早めに起きようと設定していた目覚まし時計の時間よりも30分寝坊してしまった。

フレックスタイム制なので遅刻するほどの時間でもなく、少し遅く出社する分、会社にいる時間が短くなるという意味では悪くないか、と思ったり。(早く行ったところで、毎日PCが自動的にシャットダウンする時間まで働いてしまう癖がついてしまった。)

朝は憂鬱な気分になってしまう。

以前指示されてまだ取り掛かれていないタスクや、急遽今日中に取り組まなければならず、忙しそうな上司に声をかけて確認をお願いしなければならないことを思い浮かべている。

「頼んでたあれ、どうなった?」とか、注意をされる前に、見つかる前にさっさとタスクを済ませて逃げ切りたい。

家を出る時間が近づいてきて、起きたての時間に比べるとだんだんと活力が沸いてきた。

「憂うつな仕事はある。でも、そんな仕事をする中で自分が感じたことを今日は記録しよう!」

と思えたからかもしれない。

とはいえ、今は通勤電車に乗って1人でいるから良いが、会社で人に囲まれたら、こんなふうに自信を俯瞰して物事を考える余裕は無くなるんだろうな、と予測する。

最近働いていて思うことが増えたが、頭ではわかっていてもできないことが、私にはたくさんある。

仕事を終えて、帰宅する。

今日は会社でひどいことはなく、むしろ、ありがたい1日だった。

私の所属する部は、全国の支社の中でも珍しく同期が5人もまとまっている若い部署だ。

以前私が同僚にひどいことを言われて落ち込んでいた(これが、退職を強く意識するきっかけになったのだが)ことを知った同じ部の同期たちは、私を心配してくれた。

本当にありがたい存在を持ったな、と感じる。

「自分は恵まれているのだから、せっかく選んだ道を捨てるのは勿体無いのではないか?」という気持ちが沸いてきそうな気もした。

しかし、今日、今の私には特に沸いてこないようだった。

退職を意識して、この日記などを通して自分探しをし始めてから、同期の皆の生い立ちや、頭の中で普段何を考えているのかなど、そんな話を聞いてみたいな、と思うようになった。

同じ境遇で、きつい時には声を掛け合いながら業務に取り組んでいる同期たちは、この仕事に対してどんな気持ちで向き合っているのだろう。

人に気を遣ってしまって業務の進みが遅いとか、優先順位をつけるのが苦手でキャパが狭いとかで、自分はこの仕事に向いていないな、と日々考えてしまうのが私だ。

自分よりもうまく仕事をこなしているように見える彼らにも、それぞれの悩みがあるのだろうか。

続く